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石狩湾新港発電所の必要性

既設火力発電設備の経年化への対応

2019年(石狩湾新港発電所1号機の営業運転開始年)時点で、運転年数が40年を超える当社(グループ会社を含む)の火力発電設備(10万kW以上)は13機中6機と約半数で、代替電源の確保などの対応が必要です。2019年2月の石狩湾新港発電所1号機の営業運転開始により、新たな電源を確保。より一層の安定供給を図ってまいります。

【当社の既設火力発電設備】

当社の既設火力発電設備

  1. ※12019年3月休止
  2. ※2当社のグループ会社である北海道パワーエンジニアリング(株)が所有する設備で、その発電電力を当社が全量購入しています。

燃料種の多様化による供給安定性

石狩湾新港発電所は当社にとって初めてのLNG火力発電所で、現在の原子力や水力、石油、石炭などに新たにLNGが加わることで燃料の種類が多様化します。

現在確認されている天然ガスの埋蔵量は、可採年数で52.5年程度となっていますが、近年のシェールガス採掘技術の革新によって、今後、可採量の増大が期待されます。

シェール層(頁岩層。頁岩とは板状に薄くはがれやすい泥岩)から採取される天然ガス。従来のガス田ではない場所で生産されることから、非在来型天然ガス資源と呼ばれています。

また、天然ガスは、石油と比べて世界各地に広く存在しているため、供給安定性に優れています。

【天然ガス・石油の埋蔵量と可採年数(2016年末)】

天然ガス・石油の埋蔵量と可採年数(2016年末)

電源の分散化

自然災害などによる設備トラブルの影響を極力減らすため、大型電源を分散させることが、電力の安定供給の確保につながります。

電源の分散化イメージ図

当社のグループ会社である北海道パワーエンジニアリング(株)が所有する設備で、その発電電力を当社が全量購入しています。