ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
ここから現在位置です。
現在位置ここまで。

定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(2023年5月)

気象観測設備のうち、気温、湿度の不信頼データの伝送について

  1. 事象の概要

    2023年5月18日(木)に、前日5月17日(水)の気象観測データの記録を確認していたところ、6秒周期で収集された気温、湿度の6秒値データのうち1個が異常な値(気温:-20℃、湿度:0.1%)であることを確認しました。
    このことにより、泊発電所から北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)へテレメータ伝送している当該6秒値を使用して計算した午前2時20分の10分値データについて前後のデータと比較した結果、若干低くなっていることを確認しました。
    このため、5月17日(水)午前2時20分の気温、湿度のデータを不信頼データとしました。

  2. 推定原因

    今回の事象は、6秒値1個のみで異常が発生したものであり、発生当日に実施した点検で装置は健全であったことから、偶発的な事象と推定しました。
    今後もこれまで同様、不信頼データを速やかに発見できるように監視を継続していきます。

10分値データ
10分の間に6秒周期で収集した100個の値を演算処理(平均)した値

(参考)発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションやモニタリングポストでの環境放射線や気象観測所での気温、湿度などのデータをリアルタイムで環境センターに伝送しています。
さらに、これらのデータは、環境センターから岩宇4町村などへ伝送され公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。