医療法人渓仁会　手稲渓仁会病院　さま

新厨房は「美味しい、安全、災害に強い」の3つをコンセプトに計画しました。2011年の東日本大震災で電気の復旧の早さを実感した事、さらに、厨房内の温湿度管理を徹底したいという思いからオール電化厨房を選択しました。
排熱がほとんど無いため厨房内は夏でも涼しく無理なく25℃以下に保つことができ、空調に掛かるエネルギーが大幅に削減されています。
厨房改修を機にメイン調理はコンロからスチームコンベクションオーブンに転換しました。スチームコンベクションオーブンを使いこなすために1年間のトレーニングを受け、今では汁物以外スチームコンベクションオーブンで作れないものはありません。
スチームコンベクションオーブンと共に、それに付随して大量に発生するホテルパン専用の大型洗浄機や厨房と冷機器を一括管理する温度管理装置、更には高齢の調理人の方でも負担がないよう自動洗米機を導入しました。働きやすい環境から、離職率も下がりました。
人気メニューはカレーライスや麺類、授乳婦食です。フレンチのように豪華ではないけれど、体に優しい「お母さんが作る料理」をコンセプトに季節の野菜のキッシュやケーキ等、手作りにこだわっています。